首・肩の症状(痛み・こり・しびれ)
以下のような症状・病気にお悩みの方はご相談ください
症状

- 頭痛
- 首こり
- 首の痛み
- 肩の痛み
- 肩こり
- 肩の引っ掛かり感
- 腕が上がらない
- 上肢の痛み・しびれなど
病気
頚椎症、頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニア、むちうち、五十肩、肩腱板断裂などの首・肩の病気
首・肩の症状(痛み・こり・しびれ)
こんな症状でお困りではありませんか?
首や肩の症状は、多くの方が経験する身近な悩みです。しかし、「よくあることだから」と放置すると、症状が悪化したり、日常生活に大きな支障をきたしたりすることがあります。
首の症状
- 首が痛い
- 首が動かしにくい、回らない
- 首を動かすと痛みが走る
- 首がこる、重い
- 寝違えた
- 朝起きると首が痛い
- 首から肩、背中にかけて痛む
肩の症状
- 肩がこる、張る
- 肩が痛い
- 肩が重い、だるい
- 肩甲骨の周りが痛い
- 腕が上がらない
- 腕を動かすと肩が痛い
- 夜、肩が痛くて目が覚める
しびれの症状
- 手や腕がしびれる
- 指先がしびれる、感覚が鈍い
- 手に力が入らない
- 細かい作業がしにくい
- 箸が使いにくい、ボタンがかけにくい
その他の症状
- 頭痛がする
- めまいがする
- 吐き気がする
- 目が疲れやすい
- 首や肩のこりで集中できない
このような症状がある方は、早めにご相談ください。
首・肩の痛みやこりを放置すると危険です
「そのうち治るだろう」
「いつものことだから」
「マッサージに行けば良くなる」
そう思って放置していませんか?
放置することで起こりうる問題
1. 症状が慢性化する 急性の痛みは適切に治療すれば早く良くなりますが、放置すると慢性化し、何ヶ月も、何年も苦しむことになります。
2. 神経が圧迫され、しびれが出る 首の骨や椎間板の変形が進むと、神経が圧迫され、手や腕のしびれが出ます。進行すると手術が必要になることもあります。
3. 日常生活に支障が出る
- 首が回らず車の運転が危険
- 痛みで仕事に集中できない
- 頭痛や吐き気で寝込む
- 趣味や運動ができない
4. 他の部位も痛くなる 首や肩をかばうことで、背中、腰、頭などにも痛みが広がります。
5. 重大な病気が隠れていることも まれですが、首や肩の痛みの裏に、頸椎の病気、神経の病気、内臓の病気が隠れていることがあります。
早めに整形外科を受診し、正確な診断と適切な治療を受けることが大切です。
首・肩の症状の主な原因
首・肩の痛みやこりの原因は様々です。正確な診断が適切な治療の第一歩です。
1. 頸椎症(けいついしょう)
どんな病気? 加齢により首の骨や椎間板(骨と骨の間のクッション)が変形し、神経を圧迫する病気です。
主な症状
- 首の痛み、動かしにくさ
- 肩こり
- 手や腕のしびれ
- 手に力が入らない
治療法 薬、注射、リハビリなどの保存的治療が基本です。症状が重い場合は手術を検討することもあります。
2. 頸椎椎間板ヘルニア
どんな病気? 椎間板(首の骨と骨の間のクッション)が飛び出して神経を圧迫する病気です。
主な症状
- 首の痛み
- 片側の肩から腕、手にかけての痛みやしびれ
- 手に力が入らない
- 細かい作業がしにくい
治療法 多くの場合、薬や注射、リハビリで改善します。症状が重い場合や改善しない場合は手術を検討します。
3. 頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)
どんな病気? 首、肩、腕にかけての痛み、こり、しびれが長く続く状態です。デスクワークやスマートフォンの長時間使用などで起こります。
主な症状
- 首から肩、腕にかけてのこり、痛み
- 手のしびれ、だるさ
- 頭痛
- めまい、吐き気
治療法 姿勢の改善、ストレッチ、リハビリ、薬などで治療します。
4. 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
どんな病気? 肩の関節を包む袋(関節包)が炎症を起こし、硬くなる病気です。40〜50歳代に多く発症します。
主な症状
- 肩の痛み(特に夜間)
- 腕が上がらない
- 服を着る、髪を洗うなどの動作が困難
- 肩を動かすと痛い
治療法 時期に応じた適切な治療(薬、注射、リハビリ)で、多くの場合改善します。
5. 腱板損傷(けんばんそんしょう)
どんな病気? 肩の腱(筋肉と骨をつなぐ組織)が切れたり傷んだりする病気です。
主な症状
- 肩の痛み
- 腕が上がらない
- 夜間の痛み
- 力が入らない
治療法 軽症の場合は保存的治療、重症の場合は手術を検討します。
6. 寝違え(急性頸部痛)
どんな病気? 寝ている時の姿勢などが原因で、首の筋肉や関節を痛める状態です。
主な症状
- 朝起きたら首が痛い
- 首が動かせない
- 特定の方向に動かすと激痛
治療法 多くの場合、数日〜1週間程度で改善します。痛みが強い場合は薬や注射で治療します。
7. 肩こり
どんな病気? 首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、こり、痛み、だるさを感じる状態です。
主な原因
- 長時間の同じ姿勢(デスクワーク、スマホ)
- ストレス
- 眼精疲労
- 運動不足
- 冷え
治療法 姿勢改善、ストレッチ、運動、リハビリ、薬などで改善します。
8. むち打ち症(頸椎捻挫)
どんな病気? 交通事故などで首が強く前後に動かされ、首の筋肉や靱帯、神経を痛める状態です。
主な症状
- 首の痛み、動かしにくさ
- 肩こり
- 頭痛、めまい
- 手のしびれ
治療法 早期に適切な治療を受けることが重要です。(詳しくは「交通事故治療」のページをご覧ください)
かせだ整形外科の首・肩の治療
1. 丁寧な問診と専門的な診察
問診で詳しくお伺いすること
- いつから痛いか
- どこが痛いか
- どんな動作で痛むか
- しびれはあるか
- 日常生活での困りごと
- 仕事の内容、姿勢
- 過去のケガや病気
専門的な身体診察
- 首の動きの範囲
- 痛む場所の特定
- 筋肉の緊張具合
- 神経の状態(感覚、筋力、反射)
- 姿勢のチェック
2. 的確な検査・診断
レントゲン検査
- 骨の変形、椎間板の変性
- 骨折、脱臼の有無
- 頸椎の並び方(カーブ)
エコー(超音波)検査
- 筋肉、腱の状態
- 炎症の有無
- 血流の状態
MRI検査(連携医療機関) 椎間板ヘルニア、神経の圧迫、腱板損傷など、詳しい検査が必要な場合は迅速に連携医療機関をご紹介します。
これらの検査結果をもとに、整形外科専門医が正確に診断し、分かりやすく説明します。
3. 症状に合わせた治療
薬物療法
- 痛み止め(消炎鎮痛薬)
- 筋肉をほぐす薬(筋弛緩薬)
- 神経の痛みを和らげる薬
- 湿布、塗り薬
- ビタミン剤(神経の回復を助ける)
注射療法
ブロック注射 神経の近くに局所麻酔薬を注射し、痛みを効果的に和らげます。
- 頸部神経根ブロック: 腕のしびれや痛みに効果的
- トリガーポイント注射: 筋肉の硬結(こり)を和らげる
関節注射 肩関節にヒアルロン酸やステロイドを注射し、痛みを和らげます。
リハビリテーション 国家資格を持つ理学療法士が、医師の指導のもとで専門的なリハビリを行います。
運動療法
- 首、肩の筋肉をほぐすストレッチ
- 筋力強化トレーニング
- 姿勢改善エクササイズ
- 肩甲骨の動きを良くする運動
物理療法
- 電気治療: 痛みを和らげ、筋肉をほぐす
- 温熱療法: 血行を良くし、筋肉をほぐす
- 超音波治療: 深部の炎症を和らげる
- 牽引療法: 首の骨の間を広げ、神経の圧迫を軽減
装具療法
- 頸椎カラー: 首を安定させ、痛みを軽減
- 肩サポーター: 肩関節を保護
生活指導
- 正しい姿勢の指導
- デスクワーク時の環境調整
- 枕の選び方
- 日常生活での注意点
- セルフストレッチの方法
4. 手術が必要な場合
保存的治療で改善しない場合、神経症状が強い場合などは、手術を検討することがあります。その際は、専門性の高い医療機関をご紹介します。
リハビリテーションの重要性
首・肩の症状は、薬だけでは根本的な改善が難しいことが多く、リハビリテーションが非常に重要です。
リハビリで期待できる効果
1. 痛みの軽減 筋肉をほぐし、血行を良くすることで、痛みが和らぎます。
2. 可動域の改善 固まった関節や筋肉を動きやすくします。
3. 筋力の回復・強化 弱くなった筋肉を鍛え、首や肩を支える力を取り戻します。
4. 姿勢の改善 正しい姿勢を身につけ、首や肩への負担を減らします。
5. 再発予防 根本的な原因に対処することで、再発を防ぎます。
当院のリハビリの特徴
- 理学療法士による一対一の指導
- 患者様の症状や生活に合わせたオーダーメイドのプログラム
- 最新の治療機器
- 自宅でできるセルフケアの指導
リハビリは予約制となっていますので、診察時にご相談ください。
日常生活でできる予防と対策
正しい姿勢を心がける
座る時
- 背筋を伸ばし、深く腰掛ける
- あごを引く
- 肩の力を抜く
- パソコン画面は目の高さに
立つ時
- 背筋を伸ばす
- あごを引く
- 肩を開く
- 重心を両足均等に
寝る時
- 自分に合った枕を使う(高すぎず、低すぎず)
- 横向きで寝る場合は、首が真っすぐになるように
- うつぶせ寝は避ける
デスクワーク・スマホ使用時の注意
- 1時間に1回は休憩を取る
- こまめに首を動かす、肩を回す
- スマホは目の高さに持つ
- 長時間の前かがみ姿勢を避ける
ストレッチを習慣に
首のストレッチ
- 首をゆっくり前後左右に倒す
- 首をゆっくり回す
肩のストレッチ
- 肩をゆっくり大きく回す
- 腕を伸ばして肩甲骨を寄せる
注意: 痛みが強い時は無理にストレッチしないでください。
適度な運動
- ウォーキング
- 水泳
- ヨガ、ピラティス
全身運動は血行を良くし、筋肉の緊張をほぐします。
体を冷やさない
- 夏のエアコンに注意
- 冬は首にマフラーやスカーフ
- 入浴で体を温める
ストレスをためない
ストレスは筋肉の緊張を強めます。適度な休息、趣味、リラックスできる時間を持ちましょう。
こんな症状の時はすぐに受診を
以下の症状がある場合は、重大な病気が隠れている可能性があります。すぐに受診してください。
緊急性が高い症状
- 突然の激しい首の痛み
- 手足に全く力が入らない
- 手足の感覚が全くない
- 歩けない、ふらつく
- 尿や便が出ない、漏れる
- 呼吸が苦しい
- 意識がもうろうとする
早めの受診が必要な症状
- 日に日にしびれが強くなる
- 手の力が弱くなってきた
- 物を落とすことが増えた
- ボタンがかけにくい、箸が使いにくい
- 夜も痛くて眠れない
- 安静にしていても痛む
- 発熱がある
よくあるご質問
Q1. 肩こりでも整形外科に行っていいですか?
A. はい、もちろんです。肩こりも立派な症状です。特に、長く続く肩こり、痛みやしびれを伴う肩こりは、病気が隠れていることがあります。
Q2. 湿布だけもらうことはできますか?
A. 症状が軽い場合は可能ですが、定期的に診察を受けることをお勧めします。症状の変化を見逃さないことが大切です。
Q3. マッサージと整形外科、どちらに行けばいいですか?
A. まずは整形外科で診断を受けることをお勧めします。原因が分かれば、適切な治療ができます。マッサージが有効な場合もあれば、逆効果になる場合もあります。
Q4. リハビリは痛いですか?
A. 痛みを我慢するようなリハビリはしません。「気持ちいい」「少し伸びる感じ」程度の強さで行います。
Q5. 枕はどんなものがいいですか?
A. 人によって最適な枕は違います。診察時に姿勢や首のカーブを確認し、アドバイスします。
Q6. 仕事が忙しくてリハビリに通えません
A. 予約の必要がない物理療法機器もあります。また、自宅でできるセルフケアも指導します。無理のない治療計画を一緒に考えましょう。
Q7. 治療費はどのくらいかかりますか?
A. 保険診療ですので、3割負担の方で初診時2,000〜3,000円程度、再診時は1,000〜2,000円程度です。(検査内容により変動します)
首・肩の症状でお悩みの方へ
首や肩の痛み、こり、しびれは、「よくあること」「我慢すればいい」と思われがちですが、放置すると症状が悪化したり、日常生活に大きな支障をきたしたりします。
また、まれではありますが、重大な病気が隠れていることもあります。
当院では、首・肩の症状に対して、正確な診断と適切な治療を行っています。薬物療法、注射療法、リハビリテーションなど、患者様の症状や生活に合わせた治療をご提案します。
「いつもの肩こり」だと思っていた症状が、実は治療できる病気だった、ということもよくあります。
つらい症状を我慢せず、どうぞお気軽にご相談ください。一緒に症状の改善を目指しましょう。
